老後のお金の準備のために自宅を売却することができる人と注意点

公開日:2014年10月9日

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老後のお金の準備のためにこれまで住んでいた自宅を売却するという人もいます。他に住む家があれば、売却金額をそのまま老後の生活費にあてることができるので、かなり大きいです。

とはいえ、不動産の売買には様々な注意点もあるので、老後のお金の準備のために自宅を売却する場合のメリットや注意点を紹介します。


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老後のお金の準備のために自宅を売却することが出来る人

老後のお金の準備のために自宅を売却するメリットは何といっても売却代金でお金を得ることです。

一方で、自宅を失うことになるので、自宅を売却することができる人は限られます。一般的に老後のお金の準備のために自宅を売却することが出来るのは以下の人です。

■老後のお金の準備のために自宅を売却することが出来る人

  • 相続などをして家が2軒以上ある
  • 田舎に移住する
  • 狭い家に移り住む

まずは相続をしたり、親の所有する実家に同居するなどで、住むことのできる家が2軒以上ある人です。2軒以上家があれば1軒売却しても住む家は残りますし、管理の手間も省けるので良いことずくめです。

少子化が進み、親世代も家を持っていることが多い現代ではこのようなケースは増えると思われますので、自宅を売却して豊かな老後の原資とするという方は増えそうですね。

都心に住んでいる方の場合は自宅を売却して、地方や田舎に移住するという選択肢を選ぶことができます。

「老後は田舎でゆっくり」という方も多いので、人気のライフスタイルではありますが、田舎生活が合う人と合わない人がいますので、いざ帰ろうと思った時に自宅がないという悲劇を迎えることになりますので、移住は慎重に検討する必要があります。

自宅を売却して、自宅より狭い家に買い替えて引っ越すという方もいます。

子供も独立していることが多いので、夫婦2人の生活には自宅を持て余すという方はコンパクトな家に移住して、浮いたお金で豊かな生活をしたいという方も多いと思います。

自宅を売却する場合、築年数が結構経過していることもあり、希望の物件に引っ越すことができるかはわかりませんが、自宅に縛られずにセカンドライフの場所を選びたい方は検討してみるのも良いと思います。

移住という選択をする人は、自宅を売却しても全額を老後の生活資金とすることはできず、買い替えなどは結局あまりお金が残らないことも多いので、「老後のお金を準備する」という意味では厳しいかもしれませんね。


相続を意識した自宅の買い替え

自宅を買い替える場合、やがてくる相続の時に備えて、相続を意識した物件の選定をしておくことも重要です。

相続税の計算は建物は固定資産税評価額によって計算されます。

固定資産税評価額は同じマンションであれば階層に関わらず変わりませんが、マンション価格は高い階にいくほど高くなるのが一般的です。

そのため高層マンションは購入する場合は、高層階を選ぶというのも相続税対策の面では重要です。


「リバースモーゲージ」という選択肢もある

なお、自宅を担保にお金を借りる「リバースモーゲージ」という仕組みを使えば、お金を借りることができ死亡した時の保険金でそのお金を返すことになるので、生きてる間にお金を返す必要がないというメリットがあります。

自宅を売却して老後のお金を用意したいという方はリバースモーゲージも検討されてみると良いと思います。


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