60代の平均貯金額と60歳以降も収入を得る人
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老後のためにお金を貯めているという人は多いと思いますので、60歳までに老後に必要なお金を貯める人がほとんどでした。
そのため貯金をするのは50代までという感じでしたが、最近では60歳以降も働き続ける人が多いので、60代になっても貯金をしている人は多いと思います。
そうなると気になるのは60代の人がどれくらい貯金をしているかだと思いますので、ここでは60代の人の平均貯金額を見ていきましょう。
60代の人の平均貯金額
金融広報中央委員会が調査した平成26年における2人以上世帯の60代の人の平均貯金額と貯金額の中央値は以下のようになっています。
- 平均貯蓄金額:2,311万円
- 貯金の中央値:1,410万円
60代の人の平均貯蓄額は2,311万円となっていて、50代の人の平均貯蓄額2,020万円と比べると約300万円多くなっています。
60代になると定年退職して貯金を切り崩したり、年金生活になるというイメージがありますが、実際には貯金を増やしている人が多いことがわかります。
貯金額を多い順に並べて真ん中の順位になる中央値も1,410万円となっており、50代の中央値1,050万円と比較すると300万円以上増えているので、一部の資産家だけでなく全体的に貯金額を増やしていることがわかります。
多くの人が60代でも仕事をしたり、貯まったお金を運用したりして収入を得てお金を貯めているようです。
60代はライフイベントももう終わっている人がほとんどですので、あまりお金がかからず、今の時代の高齢者は年金も手厚いので比較的裕福な方が多くいるようです。
60代でも収入を得る方法
- 働き続ける
- 資産運用をする
- 起業をする
今の高齢者の人は裕福な人が多いですが、今後高齢者になる今の現役世代の人がバラ色の老後生活を迎えることができるかというとそうではありません。
給料があまり上がらない上に年金も実質的に給付減の流れですので、かなり厳しくなります。
60歳で定年退職してそのまま老後生活へというわけにはいきませんので、60代でも収入を得る方法を考える必要があります。
最もシンプルなのは60歳以降も働くことですが、貯金がある程度たまっているようでしたら運用をするという方法もあります。
60歳以降に喫茶店を開いたり、インターネットを利用して起業をする人もいます。
どの方法を選ぶかは人それぞれですが、各方法にどのようなリスクがあるのかは理解して選択する必要があります。
働く場合は健康上の問題がありますし、そもそも働き口がない人も多くいます。
運用をする場合は生活できるレベルの収入を得ようと思うとかなりの金額の資産が必要だったりある程度リスクを取らないといけなくなります。起業をする場合も当然リスクがあります。
60代の時に運用や起業で大きな失敗をすると取り戻すことができない場合がほとんどですので、リスクを取りすぎないように注意をし、最悪の事態だけは避けるようにして収入を確保できるようにする必要があります。
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