老後に起業して収入とやりがいを得るという生き方のメリットとリスク

公開日:2014年10月10日

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

老後の生活費は年金だけでは苦しいので、自分でお金を用意する必要がありますが、老後に貯えがない場合や定年から年金受給開始まで働いて収入を得るという人もいます。

定年になってまで働きたくないという人もいるかと思いますが、働くのが生きがいという人も多いので、定年後も働き続ける人は増えています。

また老後のお金が苦しくなくても、人生に挑戦をするという意味で起業するという方法もあります。

本記事では、老後に起業をするメリットや意味、注意点を紹介したいと思います。


[スポンサーリンク]

老後の起業の種類

老後に起業をする方法は、いくつかあります。

自分で会社を作って本格的な事業をする人もいますし、会社を作らず個人事業主として働いたり、サイドビジネス的に趣味を仕事にすることも起業といえます。

■老後の起業の種類

  • 現役時代のスキル・人脈を活かして起業
  • 趣味を活かして起業
  • やりたかった飲食店を開始して起業
  • インターネットを活用して起業
  • 資産を使って起業

仕事にもよりますが、現役時代の仕事のスキルや人脈を活かして独立をする人は多いです。

スキルのある人に限られますが、一人で仕事が取れて業務を行うことができる属人生の高いビジネスであれば起業をすることができますね。コンサルタントやデザイナーなどは一人でも仕事ができ、人脈があれば仕事がとれるので現役時代でも独立する人が多いですね。

現役時代の仕事とは全く関係なく、趣味を活かして起業をする人もいます。

書道、音楽、陶芸などが趣味であれば教室を開いて、今度は趣味を教える側として起業する人もいます。クラウドワークが浸透してきているので、絵や文字のデザインをして収入を得ている人もいます。

飲食店をやりたいという人は多いので、老後を楽しむという意味でも飲食店を始める人もいます。これまでの人生経験を活かして自分の行きたいお店やあったら良いと思う飲食店を開く人は多いです。

最近はインターネットを利用して起業をする人もいて、定年後の年齢でもインターネットに詳しい人はWEBサイトを開設したり、ネットショップを開いてものを売ったりして収入を得る方法もあります。

知識が全くない人は難しいですが、必要な情報はインターネット上にありますので、自分で勉強ができる人であればうまくいくかもしれません。

自宅でインターネットにつながっていれば仕事ができるので自分のペースで仕事ができ、万が一健康に支障をきたしてもすぐにやめることができるので、その点も老後の起業に向いた仕事であるといえます。

土地やマンションを持っていれば、賃貸に出して資産で稼ぐことで起業する方法もあります。

相続した土地や家を持っている人は多いと思いますのでうまく活用して不労所得を得ることができます。インターネットで稼ぐのと同じように、自分が働くわけではないので老後の仕事に向いているといえますね。


老後に起業をする場合の注意点

老後に収入ができて、一国一城の主となれる起業という選択肢はとても良いことのようですが、当然リスクもあるので、注意が必要です。

  • 思ったような収入が得られない場合がある
  • 貯金や資産を失う可能性がある
  • やめられなくなる場合がある

上記で紹介した方法は規模の大小こそあれ、ビジネスであることには変わりないので、確実に売上が立つ保証はありません。収入として見込んでしまうと、思ったような収入にならず生活に支障をきたす可能性は十分にあります。

また投資が必要なビジネスでは、ある程度お金を支払うことや運営のコストもかかります。期待した収入がないと逆に自分の資金を減らす可能性があり、これまでためてきた貯金や大事な資産を失う可能性もあります。

現役時代であれば一度失敗しても働いてまたお金を稼ぐということもできますが、老後の起業で失敗してしまうと取り返しのつかなくなる可能性が高くなります。

お金をすべて失ってしまうと年金だけでは老後の生活費を支払っていくのが難しいので、かなり苦しい生活を強いられることになります。それを避けるために生活のためのお金はきちんと確保しておき、そのお金はなくさない範囲のビジネスをする必要があります。

また、うまくいった場合にもお客さんがつくと仕事がやめるにやめられなくなります。仕事をやりたいうちは良いですが、続けていくうちにやりがいを感じなくなったけどやめるにやめられないという人もいますので、ある程度は続けるという覚悟や強い気持ちは必要になります。

老後に起業をするというのは大きな挑戦であると同時にリスクもはらんでいます。

元々「老後はゆっくり過ごしたい」という方は起業という選択肢は選ばないと思いますが、どんな選択をするにせよ人生に後悔を残さないような選択をされると良いですね。


自分にあったお金の相談相手を見つける

老後のお金に対する不安を解消するには専門家に相談するのが一番で、特定の金融機関に属さないFPは大切なお金のことを相談する相手にぴったりです。

住んでいる地域や年齢、家族構成から自分にあった相談相手を探すことができるので、簡単に無料相談ができます。

FPを探して無料相談

サブコンテンツ

このページの先頭へ