生命保険料控除を受けるための確定申告書の記入方法
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生命保険料控除を受けるためには、年末調整や確定申告時に生命保険料控除証明書を添付して保険料金額を申告して提出する必要があります。
年末調整をする場合は「給与所得者の保険料控除申告書」を勤務先に提出するだけですが、確定申告をする場合はどのように記入したらよいかわからないと不安になる人も多いと思います。
そこで、ここでは生命保険料控除を受けるための確定申告書の記入方法を見ていきたいと思います。
確定申告書の記入方法
生命保険料控除の入力方法は、「給与所得の源泉徴収票」に生命保険料控除の控除額の記載がある場合とその他の場合で入力方法が異なります。
「給与所得の源泉徴収票」に生命保険料控除の控除額の記載がある場合
給与所得の源泉徴収票に生命保険料控除の控除額の記載がある場合は、確定申告の画面の中で生命保険料控除を入力する画面内の「1.源泉徴収票に記載されている金額」に控除額をそれぞれ入力します。
確定申告画面では源泉徴収票の見本を表示することができ、見本の背景が色づけされていますので、見本と確定申告画面で同じ背景色となっている保険料をそれぞれ記入します。
なお、年末調整時に勤務先へ申告しなかった等により、給与所得の源泉徴収票に記載されている以外に控除額がある場合は、生命保険料控除証明書の控除額を「2.上記1以外の生命保険料等の金額」に入力をすることで申告をすることができます。
その他の場合
「給与所得の源泉徴収票」に生命保険料控除の控除額の記載がある場合以外の人は、生命保険料控除の入力画面の「2.上記1以外の生命保険料等の金額」に控除金額を入力することで申告することができます。
入力画面上では旧生命保険料の入力と新生命保険料の入力をする欄がありますので、入力する区分の保険料を区分ごとに「入力する」ボタンを押下してそれぞれ入力します。
入力するボタンを押下すると保険料の入力画面が表示されるため、保険料の種類に応じて「保険会社等の名称」「支払金額」をそれぞれ入力していきます。
入力が完了すると生命保険料控除の画面に戻りますので、表示されている入力の有無、支払金額が正しいかを確認します。入力内容に誤りがある場合は、「訂正」または「削除」をします。
どちらの場合も生命保険料控除金額の入力が完了したら、「入力終了(次へ)」ボタンをクリックして確定申告をすることで生命保険料控除を受けることができます。
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