意外に少ない?日本の総理大臣やアメリカ大統領など各国リーダーの年収
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職業別の収入の中で気になるのは総理大臣や国会議員の給料です。いわゆる「政治家」と呼ばれる人たちの給料で、何となく高給なんだろうというイメージがあります。中でも総理大臣は日本のトップですので、いくらもらっているのか気になる人も多いと思います。
国のルールや方向性を決めていく人たちなのである程度の給料はもらっているはずですが、いったいどれくらいの収入があるのでしょうか。
ここでは内閣総理大臣の給料や年収を見ていきたいと思います。
総理大臣や国会議員の年収
内閣総理大臣や国会議員は国に仕える国家公務員の中でも特別職と呼ばれる職業です。給料は「特別職の職員の給与に関する法律」によって職業ごとに金額が定められています。
内閣総理大臣の年収は以下の通りです。
■内閣総理大臣の年収
出典:年収ラボ
平成19年度における内閣総理大臣の年収は5,144万円となっています。
法律上決まっている内閣総理大臣の給料は月額約205万円となっており、その他の手当てや賞与が加算されて約5,000万円の収入となります。
普通の会社員の平均から見るとかなりの高給ですが、意外に少ないと感じた人もいるのではないでしょうか。
仕事の責任の重さや重大性によって給料が決まるのであれば、内閣総理大臣は国の最高権力者ですので一番の高給取りであってもおかしくありません。
サッカー選手や野球選手の一流選手は何億円という給料をもらっている人も珍しくありません。スポーツ選手と比べるのもどうかと思いますが、年収1億、2億が当たり前にある中では総理大臣の年収5,000万円というのは少ないのではないかと感じてしまいます。
個人的には収入が高いからこそ優秀な人が総理大臣を目指すということもあると思いますので、ある程度の収入を得ることができるようにしても良いと考えています。
それでも内閣総理大臣の給料は最高裁長官と同じで国家公務員の中では最高額が設定されています。
今後、この水準を大きく上げることも下げることもなかなかないとは思いますが、内閣総理大臣ともなるとお金目的で目指している人はいないので、年収はあまり関係ないのかもしれませんね。
日本以外の国のトップの給料
- アメリカ:約4,900万円
- ロシア:約1,050万円
- フランス:約2,400万円
- カナダ:約3,200万円
- ケニア:約3,250万円
- アイルランド:3,400万円
- シンガポール:約1億8,000万円
日本以外の国のリーダーの年収はどれくらいなのでしょうか。
アメリカのオバマ大統領は確定申告の金額を発表しており、2013年は48万1,098ドルで約4,900万円となっています。日本の総理大臣はアメリカの大統領と同じくらいの年収水準なのですね。
またロシアのプーチン大統領の2013年の年収は367万ルーブルで日本円にすると約1,050万円程度の収入のようです。
ロシアの大統領の年収がかなり低いですが、検証手段がなく信憑性があるかどうかは疑問視がされています。一部では国民感情に配慮して少ない年収を公表しているのではないかと見る向きもあります。
高いところではシンガポールの首相の年収が約1億8,000万円となっています。
その他の国ではフランスのオランド大統領の年収は約2,400万円、カナダのハーパー首相が約3,200万円、ケニア大統領が約3,250万円、アイルランド大統領が3,400万円となっています。
こうしてみると日本の総理大臣の給料は他の国と比べて上位の方だということがわかります。
日本の中でも総理大臣が5,000万円ももらうのはおかしいと批判する人たちがいますので、すべての人を納得させるのは難しいですが、各国の様々な事情が影響して国のリーダーの給料が決まっているのですね。
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