ゴルフ会員権・リゾート会員権への投資と利用権の活用

公開日:2015年1月30日

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リゾートマンション投資について別の記事で紹介しましたが、バブル時代に流行した投資にはほかに「ゴルフ会員権」や「リゾート会員権」などの会員権系の投資商品がありました。

いずれも値上がりを続けることを前提に投資がされた商品で、バブルがはじけてからはキャピタルゲインを得る投資目的で購入する人は減っています。

最近はゴルフ会員権は純粋にプレーをするために購入したり、いまだにゴルフ会員権がステータスと考えている人に購入されているようです。


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ゴルフ会員権の特徴

ゴルフ会員権とは、その名の通りゴルフ場の「会員」となって、プレーすることができる権利のことです。ゴルフ場の会員になっていれば、自分だけでなく何名かも一緒にプレーすることができ、自分のゴルフ場に招待するという感覚でプレーをすることができます。

バブル期には値上がりをしたため投資目的で購入がされ、会社などが保有している場合は立派に資産として計上されます。

最盛期には会員権だけで数千万円というとんでもないゴルフ場もあり、会員権の価格が高いゴルフ場の会員となることはステータスとなっていたようです。

バブルの時代はゴルフ会員権も土地や不動産と同じように値上がりを続けていましたが、バブルがはじけた現在では投資をしてキャピタルゲインを狙えるほどの値上がりは期待できません。

そのため純粋にプレー権を購入するという本来の利用方法で出資をする人がほとんどのようです。


リゾート会員権の特徴

会員権にはゴルフ会員権のほかにリゾート会員権もあります。

リゾート会員権はリゾートホテルや施設の一部を利用することのできる権利のことで、こちらもゴルフ会員権同様にバブル時代には値上がりをしていたので転売目的で投資をする人がいました。

リゾート会員権には主に分譲マンションのように施設の一部を区分所有するタイプ、施設を複数人で所有するタイプ、所有権は運営会社が持ち会員に利用権を与えるタイプがあります。

■リゾート会員権の種類

  • 分譲マンションのように施設の一部を区分所有するタイプ
  • 施設を複数人で所有するタイプ
  • 所有権は運営会社が持ち会員に利用権を与えるタイプ

区分所有するタイプは所有権を売買することになりますが、その他のタイプは所有しているわけではないので施設の利用権を売買する形になります。利用する分にはそこまで意識する必要はありませんが、投資をする際には一応確認しておいた方が良いでしょう。

「セカンドハウスを手に入れる」という意味では、リゾート会員権を購入する方が別荘を購入するよりも安いことが多いので、自宅とは別にゆっくり過ごすことのできる場所を求めている人が安くリゾート地に宿泊場所を確保するために、リゾート会員権を購入することも多いようです。

ゴルフ会員権、リゾート会員権ともに以前は投資商品として利用されていましたが、バブルがはじけると本来の使い方をする人がメインとなりました。

投資目的ではうまみが少なくなっていますが、現在があるべき姿のような気もするので、ゴルフ場のプレイ権やリゾート地で宿泊する権利が欲しい人は購入を検討されると良いと思います。


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