老後のお金を資産運用で増やす方法と種類

公開日:2015年1月27日

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

老後のお金は公的年金だけでは足りませんし、今後さらに年金の水準が低くなっていくことも考えられますので、老後に向けて自分で資産運用をしてお金を増やしていく必要があります。

また公的年金が支給開始されるのは65歳からですので、60歳に定年退職を迎えた場合には5年間も収入がない状態が続くことになります。

65歳、70歳まで働くという人も多いですが、高齢になると再就職先が見つかるかわかりませんし健康の不安もありますので貯えがあるに越したことはありません。

貯えといってもタンス預金をしていてももったいないので、老後のお金を資産運用で増やすための方法を見ていきたいと思います。


[スポンサーリンク]

老後のお金を資産運用で増やす方法

老後のお金を資産運用で増やすための方法は様々な種類がありますが、主なものとして以下の商品や方法があります。

商品 主な特徴
預貯金 銀行の定期預金や普通預金。
元本が保証されていて満期まで保有すれば損失を出すことはない。その分利率は低いものが多く0.1%以下ということもある。普通預金に預けるくらいならネット銀行の定期預金などに預けた方がお得
個人年金保険 貯蓄性の高い個人年金保険に加入すると、毎月保険料を積み立てて60歳、65歳など契約で定めた年齢から年金を受け取ることができる商品。
利率は預貯金より高く、支払った保険料は個人年金保険料控除により税制優遇を受けることもできる。
債券 一定期間保有して満期を迎えると償還して元本と利子を受け取ることができる安全性の高い商品。
発行元が破たんすると紙切れになるリスクはあるが、国債であれば国が破たんする可能性はほとんどないので元本が限りなく保証されている商品といえる。
利率は発行元の信用度が低いほど高くなる。
株式 国内・海外に上場している株式を売買する取引。大きく値動きする可能性があり、最悪会社が倒産すると紙切れになる可能性がある。
リスクが大きい分大きなリターンも狙うことができる金融商品。
投資信託 プロが株式や債券に投資をしているパッケージ商品。日経平均やTOPIXに連動している投資信託などわかりやすい商品から複雑な投資信託など様々な種類がある。
投資信託に組み入れられている資産の値動きに影響される。
外貨投資・FX 外貨預金やFXなど為替の値動きによって損益が発生したり金利の収入がある商品。FXは証拠金を預けて証拠金以上の取引をすることができる。
FXは証拠金以上の損失が発生する可能性があるなどリスクが高く、外貨預金は売買のコストが高いこともあるので投資の際には慎重な検討が必要。
先物オプション取引 FX同様、証拠金を預けて証拠金以上の取引を行うハイリスクハイリターンの商品。
日経平均やTOPIXなどが投資対象となっていることが多く、身近な指数に投資することができる魅力はあるもののリスクが大きいので生活資金の運用には向いていない。
不動産投資 まとまった資金がある人はアパートやマンションに投資をして大家さんになる不動産投資をする人もいる。
不動産価格が下落するリスクや空室リスクもあり、リスクが高くある程度の専門知識も必要になるが安定した家賃収入を得ることができる。
金投資 実物資産である金に投資をする方法。金は不変の価値があるのでインフレに強い資産として人気。毎月1,000円程度から始める純金積立ができる金融機関もある。
その他 その他にもゴルフ会員権やリゾート投資など様々なものに投資をすることができる。

様々な商品や投資対象がありますが、各投資対象ごとに投資にあたってのリスクがありますので、リスクがどこにあるのかをよく理解して、自分が許容することができるリスクなのかを考えましょう。

またリスクとリターンは表裏一体ですので、ある程度のリターンがある商品でリスクがない商品はありません。リターンがあるのにリスクがない商品は一見とてもお得なように感じますが、そのような商品こそ詐欺や見えないリスクがある商品である可能性が高く最も注意しないといけません。

思わぬトラブルに巻き込まれることがありますのでリスクがどこにあるのかわからない商品には手を出さないようにしましょう。


自分にあったお金の相談相手を見つける

老後のお金に対する不安を解消するには専門家に相談するのが一番で、特定の金融機関に属さないFPは大切なお金のことを相談する相手にぴったりです。

住んでいる地域や年齢、家族構成から自分にあった相談相手を探すことができるので、簡単に無料相談ができます。

FPを探して無料相談

サブコンテンツ

このページの先頭へ