会社員の人が収入を増やす方法と老後の生活への影響

公開日:2015年2月7日

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老後のお金のための準備をすることはとても重要ですが、一方で現役時代の収入を上げることができれば現役時代の生活も充実しますし、老後の年金不足などの問題も一気に解決する可能性が高まります。

会社員の人は目の前の仕事を全力で頑張っている人がほとんどだと思いますが、収入を上げるには様々な方法があり、お正月など1年に一度くらいは自分はこれから収入をどうやって上げていけるかを考えて戦略的に活動をすると将来に大きな差がつくこともあります。

ここでは会社員が収入を上げる方法を当サイトなりに考えてみたいと思います。


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現役時代の収入が増えることによる老後の生活への影響

まず現役時代の収入が増えて貯蓄をしていくと老後にどれくらいのお金を準備することができるのかを見てみましょう。

現役時代の収入が増えてその一部を貯蓄・運用に回した場合、老後までにいくら貯めることができるのかを、年間金額、運用期間ごとにまとめると以下のようになります。

■年間貯蓄額、運用期間別の老後に準備できるお金

年間貯蓄金額 10年 20年 30年
10万円 117.6万円 276.2万円 489.3万円
50万円 588.4万円 1,381.1万円 2,446.5万円
100万円 1,176.8万円 2,762.3万円 4,893.1万円

※年間利回り3%で運用したことを想定

年間貯蓄金額を10万円、50万円、100万円、期間を10年、20年、30年でまとめていますが、年間10万円でも30年間積立をすれば30年後には500万円近くなります。

年間10万円であれば月に1万円以下の積み立てで貯めることが出来ますので、それくらいの収入であれば本業を頑張ったり副業をしたりすればすぐに増やすことができそうです。

年間100万円の収入を増やすことができれば、10年でも1,200万円弱、30年積立が出来れば5,000万円近いお金を準備することができます。年収が100万円上がればかなりの金額を余分に貯めることが可能ですね。

もちろん月によってはこれまでの収入で赤字になることもあると思いますので、机上の空論ではありますが、現役時代の収入が老後に準備できるお金に大きな影響を与えることがわかります。


会社員が収入を増やす方法

  • 会社内で出世・昇給する
  • 給料の高い会社、これから伸びそうな会社へ転職をする
  • 副業をする
  • 起業をする

当然のことですが、会社員が収入を増やすには給料を増やすか、給料以外の収入を得るしかありません。

給与を増やすには今いる会社で評価を高めて出世をするか、給料の高い会社やこれから伸びそうな会社に転職をするしかないでしょう。

会社によって昇給や出世のスピードは異なると思いますが、一般的には目の前の仕事をきちんとこなすことと、新しい仕事や上の職位の人がやるべき仕事を積極的に行うことで普通の会社であれば評価され出世や昇給のペースは早まるでしょう。

個人的には「今の自分の役割の仕事をきちんとこなすこと」、「今の自分以上(上司)の視点で仕事をする」ことが重要だと思っていて、どちらかではなく両方をきちんとやっていくことが重要であると考えます。

また、会社によって給料の幅や上限は決まっていますので、どんなにがんばってもその会社では目指す収入を得られないこともあります。目指す職位や会社全体の給料が求める水準にない場合は素直に転職をした方が良いですね。

安易な転職は給料を下げることにもなりますが、金融や商社など給料の高い業種や大企業に転職をすることで給料が上がることもあります。また転職する職位によっても給料は大きく変わります。

ベンチャー企業などでは転職時点では給料が安くても会社が大きく伸びて給料が増えることもありますし、上場をした場合はストックオプションがもらえる場合もあります。

現時点で転職すると給料がいくら変わるか、また今後の給料がどう変わっていくと思われるかを想定して検討するようにしましょう。

また給与以外の収入を作る方法としては副業をするという選択肢もあります。

会社員であれば本業を頑張るのが一番であることが多いですが、内職やアフィリエイト、輸入転売など今はネットを使った副業がたくさんありますので、すきま時間に取り組むことができるようであればやってみるのも良いですね。

副業で月に1万円でも得ることができれば30年で500万円貯めることができるので、老後の生活に大きなお金を用意することができます。


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