生命保険の保険料の払い過ぎの原因と注意すること

公開日:2015年1月13日

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生命保険は万が一の時の保障に便利なものですが、きちんと必要な保障を把握していないで「不安だから入っておこう」と考えているとついつい無駄な保険に加入してしまいます。

人によっては月に10万円以上保険料を支払っている人もいて、高額の保険料を支払っていると当然家計が苦しくなり、肝心なはずの「今」を楽しむこともできません。

保険は将来のために加入している人も多いですが、より良い将来を目指したり今を楽しむために、保険料の払い過ぎの原因や気をつけるべきことを見ていきましょう。


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死亡後に必要なお金をすべて生命保険で保障しようとしない

  • 他の収入を考慮していない
  • 死亡時に必要なお金をすべて生命保険で準備しようとしている
  • 死亡保険金の余裕を見すぎている

生命保険で無駄な保障をつけている人の特徴として、死亡後に家族が必要とするお金のすべてを生命保険で準備しようとすることがあげられます。

ある人が死亡した時に必要になるお金として、今後の妻の生活費や住居費用、葬儀やお墓の購入費用などで合計1億円という試算結果が出たとします。

しかし、だからと言って生命保険で1億円の保障が必要となるかというとそうではなく、遺族年金や勤務先からの死亡退職金や妻の所得、貯蓄なども合わせて考えると必要な保障は1,000万円にも満たない場合は少なくありません。

もちろん死亡保険金は多ければ多いほど嬉しいですが、その分生きている時に家計が苦しくなっては元も子もありません。

また多少余裕をもった死亡保障を用意するにしても常識の範囲内にとどめておくのが賢明で、必要最低限のお金の5倍も10倍も死亡保障を準備する必要はありません。

上述した人であれば死亡時に生命保険で必要となるお金は1,000万円程度ですので、余裕を持って2,000万円の死亡保障を準備するとすれば65歳満期の定期保険は1万円弱で加入することができます。

浮いたお金は投資に回したり、現在の生活を豊かにするために使用すれば、必要な死亡保障は準備しつつも今を楽しんだり老後をさらに豊かに暮らすための準備ができます。

このように日本では保険に加入しすぎている人が多いので、保険の見直しによって家計が楽になることが多くお得になる金額も少なくありません。

保険の見直しをする際には死亡保障については必要最低限プラスアルファとして、いかに保険料を安くすることができるのかを考え、浮いた保険料で今の生活がどれだけ豊かになるのかを想定して、保険契約を継続するのか見直すのかを検討するようにしましょう。

老後に必要なお金と同じくまずは公的年金や企業年金の制度を確認して、無駄な保険への加入は少しでも少なくしましょう。


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