貯金を崩さずに年金生活をしていく方法
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老後の生活のためにお金を貯めている人は多いですが、一方で貯金が減っていくのを見るのは精神的につらいものですので、できれば貯金を崩さずに年金生活を送っていきたいですよね。
本記事では貯金を崩さずに年金生活をする方法、考え方を紹介したいと思います。
貯金を崩さずに年金生活をしていく方法
当たり前ではありますが、貯金を崩さずに年金生活をするためには、月々の収支をマイナスにしないことです。
マイナスにしないためにはこれまた当たり前ですが、収入を増やすか支出を減らすしかありませんので、それぞれの方法を考えていきます。
■貯金を崩さずに年金生活をしていく方法
- 収入を増やす
- 支出を減らす
支出を減らすには節約をするしかありません。
総務省が調査した老後の生活費は月々約25万円といわれており、そのままでは公的年金だけでは足りずに貯金を切り崩すことになります。
受け取れる公的年金は人によって違いますが、大体月に5万円から10万円を節約しないといけないので、かなり厳しい生活を強いられることになります。
貯金を切り崩す以上に精神的に苦しいので、貯金がある方であれば多少の貯金の目減りは受け入れて、つつましい生活をしていくというのが現実的でしょう。
公的年金に自分年金を追加して豊かな老後を目指す
次に老後の収入を増やす方法ですが、老後の収入を増やすにはいくつかの方法があります。
公的年金を増やすか、個人年金や確定拠出年金などで自分年金を作るか、株式投資や投資信託などで資産運用をして増やすかです。
■老後の収入を増やす方法
- 公的年金を増やす
- 自分年金を作る
- 資産運用で増やす
公的年金を増やすには付加年金など年金受給額が増える制度を活用したり、国民年金基金など公的年金の3階建て部分の年金に加入するという方法があります。
当然、掛け金がかかりますが、現役時代から準備をしておくことで公的年金を増やすことができます。
公的年金以外にも年金として受け取れる民間の個人年金に加入したり、確定拠出年金に加入するという方法もあります。公的年金に対する「私的年金」や「自分年金」と呼ばれ、最近は人気の準備方法です。
国も公的年金のみではなく私的年金を準備することをおすすめしていて、その証拠に個人年金や確定拠出年金には様々な税制優遇が用意されていて、ただお金を貯めるよりも有利に老後のお金の準備ができます。
老後の生活までに期間がある場合、税制優遇は大きな効果がありますので、リスクを取って運用する前に、税制優遇を使い倒すのが賢明です。
最後に自分でリスクをとって資産運用をすることもできます。
ある程度貯金のある方であれば、うまく運用することで生活の足しになるくらいの運用益を出すこともできます。
どの程度リスクをとるかについては、資金の性格にもよると思いますが、ある程度の余裕資金であれば株式や投資信託などでリスクをとって大きな利益を狙うのも良いですね。
自分にあったお金の相談相手を見つける
老後のお金に対する不安を解消するには専門家に相談するのが一番で、特定の金融機関に属さないFPは大切なお金のことを相談する相手にぴったりです。
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