老後資金を考える時はまず「公的年金」がいくらもらえるかを知ること
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老後のためにお金をためたり、準備を始めようとした時に、まず何をしたらよいかわからない人は多いと思います。
現役世代の方にとっては老後の生活は遠い未来の話でイメージがしづらく、いまいち何をどうしたらよいかわからない人が多いようです。アメリカなどと違い、日本ではまだまだお金のことを考えるのが嫌いな人も多いので思考停止に陥ってしまいます。
老後の準備はまず「公的年金」をいくらもらえるか把握することです。
老後のお金において大きい公的年金の存在
巷では老後に必要なお金は300万円とも1億円ともいう人がいます。
各金額を必要という人の根拠は様々ではありますが、年金を考慮しているかしていないかも金額が変わる理由の一つです。
公的年金は厚生年金に加入しているサラリーマンと専業主婦の夫婦の場合、2人で平均月に21万円程度が受給できます。
加入年数や現役時代の収入によっても異なりますが、仮に月20万円の収入があったとすると、年間240万円、20年で4,800万円、25年で6,000万円もの収入になります。
老後の生活費は平均的な生活で20年間で6,000万円といわれていますので、公的年金で大半を賄うことが可能になっています。また公的年金は死ぬまで受け取ることができるので、長生きすることで貯金を使い尽くして苦しい生活になるというリスクも減らしてくれます。
- 公的年金は人によって6,000万円超もらえる人もいる
公的年金は老後に必要となるお金を賄う収入の大部分を占め、非常に大きな存在であることがわかります。
もらえる年金額は人によって大きく変わる
もちろん、上記は比較的恵まれているサラリーマンの年金の話で国民年金に加入する自営業者や未納期間のある人などは、もらえる年金はぐっと少なくなりますので自分で用意しないといけないお金も多くなります。
いずれにしても、老後に必要なお金の多くを賄う公的年金がいくらもらえるかは非常に重要で、自分が用意しないといけないお金が大きく変わってきます。
職業によってもらえる年金は大きく変わりますし、年金制度をうまく活用すれば年金を増額させることもできます。
そういう意味で、老後のお金を考える上でまず公的年金を知ることが重要なのです。
- 公的年金は老後の収入の大部分を占め、人によって異なるため、老後に必要なお金を考える上ではまず公的年金を把握することが重要
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