老後にお金がない場合の過ごし方と節約のヒント
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老後のお金はあるにこしたことはありませんが、現実問題としてお金がないまま老後生活に突入してしまう人は多くいます。
そこで、老後にお金がない場合、どのように過ごせばよいのかについて考えていきたいと思います。
老後にお金がない場合の過ごし方
老後にお金がない場合、とにかくお金を使わないことが重要です。
夫婦2人の老後生活の支出は平均25万円と言われていますが、年金のみで生活をする場合、まず足りないので、平均的な支出からさらに各支出を減らす必要があります。
減らす支出として、生活費のメインとなる「衣食住」とその他の支出に分けてお金を使わない過ごし方を考えていきます。
まず住居は家賃を支払うことができないので、自分の持ち家や先祖代々の家に住むことになります。固定資産税を支払う必要はありますが、家があれば住居のための支出は少なくすることができます。
住居が広い場合や都心にある場合には、売却して田舎などの住居費用や物価が安い場所に移住することで生活を楽にすることもできます。
広い家に引っ越したり、リフォームしたりすることは難しいので、基本的には与えられた家に住むことになります。
飲食費については、月に約6万円と言われており、1日平均2,000円程度になります。自炊をしても豪華な食事ということにはなりませんが、外食はできて月に1回程度でしょう。
衣料品については新しい服はまず買うことはできず、現役時代の服を使いまわし、必要最低限の日用品を購入するにとどめることになるでしょう。
老後に大きく体型が変わる人は少なく、長く同じ服を着る人も多いので、そんなに苦しく感じる人もいないかもしれませんが、老後もおしゃれをしたいという人は服を買うことを諦めないといけません。
その他の支出では光熱費を節約したり、携帯電話を解約して通信費を節約するなどが考えられますが、金額として大きくなるのは交際費です。
平均的な支出の場合、月に2万円から3万円の交際費となっていますが、人に会うのをやめて、会っても自宅でお茶を飲む程度の付き合いにして、使うお金を最低限にすることになります。
老後はゆっくりお酒を友人と飲みたいと思っている人にはとてもつらい現実ですね。
- 老後の住居は持ち家に住み続ける
- 老後の食事は外食を避ける
- 老後は新しい服を買わない
- 老後は人に合わない
- 老後は光熱費、通信費を節約する
お金のない老後は惨めな気持ちになる
お金のない老後をどう過ごすかを見てきました。
公的年金だけでは、平均的な老後の生活費を賄えないので、自然と平均以下の生活をする必要が出てきます。
節約好きな人は良いかもしれませんが、サラリーマンとして定年まで勤め上げたにも関わらず、老後に外食にも行けずに節約をしながら過ごすのは、物質的な貧しさよりも精神的な惨めさを感じる人が多いようです。
- お金のない老後は物質的な貧しさよりも精神的な惨めさがつらい
人生の目的は人によって異なりますが、充実した老後を過ごすのには多少のお金のゆとりは必要になります。
月25万円といわれる老後の生活費も年金で支払うことができず、いっぱいいっぱいの生活になり、やりたいこともできずにただただ生きることになります。
それでは豊かな老後を過ごすことはできないので、老後に何かをしたい方はお金の備えをした方が良いのは間違いありません。
自分にあったお金の相談相手を見つける
老後のお金に対する不安を解消するには専門家に相談するのが一番で、特定の金融機関に属さないFPは大切なお金のことを相談する相手にぴったりです。
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