年金生活の人が国からできる借金と生活保護
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老後の生活が苦しい場合や急にまとまったお金が必要な場合、年金生活者でもお金を借りたい時があります。
仕事をしている時にはお金を借りられないということはないと思いますが、年金のみの収入しかない人や高齢者は審査を通過したりお金を借りることはできるのかと疑問に思う方もいると思います。
年金生活者でもお金を借りる方法や、本当に苦しい場合には生活保護という選択肢がありますので、本記事で紹介します。
金生活者がお金を借りたり給付を受ける方法
■年金生活者がお金を借りたり給付を受ける方法
- 年金担保貸付事業
- カードローン
- キャッシング
- 生活保護
年金生活者がお金を借りる方法として、国からの融資である年金担保貸付事業や、民間の金融機関からお金を借りるカードローンやキャッシングがあります。また一定の要件を満たしていれば生活費の給付である生活保護を受けることもできます。
年金担保貸付事業は厚生年金や国民年金に加入している人を対象に、年金を担保にして国が融資をしてくれる制度ですね。
国の融資の金利が最も低く有利になっていて、キャッシングやカードローンなどの民間の借金になるほど条件が緩くなり多くの人が借りることができるようになります。
そのため、お金を借りる必要がある時にはまず国の融資制度を検討して、国からお金を借りるのが難しい人は民間の金融機関を検討するというのが基本の流れになります。
- まずは金利の低い国の融資から受けられるかどうかの検討をする
カードローンは銀行から無担保でお金を借りることのできるローンで、お金を借りるにあたっては審査がありますが、年金収入のみの無職者でも無条件で審査に落ちるわけではないので、人によって審査に通る可能性があります。
ネット銀行などでは低い金利で借りることもできるので、ネットで申込、ローン機での契約が可能なので簡単に借りることができます。
お金を借りてしまうという意味では、簡単に借りることができるのが必ずしも良いことではありませんが、利用がしやすかったり便利になっていることは覚えておきたいですね。
キャッシングは消費者金融からお金を借りるものです。キャッシングは年金収入だけでは審査を通るのが難しく、アルバイトでも何かしらの年金以外の収入が必要になります。また申込可能な年齢が69歳以下となっている場合も多いので、70歳以降の高齢者の方はキャッシングでお金を借りるのは難しいといえるでしょう。
返せる見込みのないお金は借りない
老後の生活が苦しくなってお金が必要な場合、返せる見込みがあれば融資・借金という選択肢も良いですが、お金を借りている状態ですので、借りたお金は返さないといけません。
逆に言うと返せる見込みのない借金をしてはいけません。
そこまで生活が苦しいのであれば生活保護の受給を検討した方が良いと思いますので、生活保護の申請をしましょう。
生活保護は不正受給問題など色々と問題があり、ネガティブなイメージも強いですが、本来の目的である生活が難しいほどお金に困っている人であれば気兼ねなく活用するのが良いと思います。
自分にあったお金の相談相手を見つける
老後のお金に対する不安を解消するには専門家に相談するのが一番で、特定の金融機関に属さないFPは大切なお金のことを相談する相手にぴったりです。
住んでいる地域や年齢、家族構成から自分にあった相談相手を探すことができるので、簡単に無料相談ができます。