封筒で来るねんきん定期便(節目の年)の見方
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毎年1回、公的年金の加入状況をお知らせしてくれるねんきん定期便はほとんどの人にはハガキで届きます。
ただし年齢的に特に重要な35歳、45歳、59歳の年にはねんきん定期便が封筒で届きます。
突然封筒で届くとなんだろうと思う人もいると思いますので、節目の年に封筒で届くねんきん定期便の見方や記載事項を紹介したいと思います。
封筒で来るねんきん定期便の見方
封筒で届くねんきん定期便には以下の情報が記載されています。
■封筒で届くねんきん定期便の記載事項
- 年金加入期間
- 年金見込額
- 保険料の納付額
- 年金加入履歴
- 厚生年金のすべての期間の月毎の標準報酬月額・賞与額、保険料納付額
- 国民年金のすべての期間の月毎の保険料納付状況
- 見込額(59歳の人のみ)
1から3についてはハガキのねんきん定期便にも記載されていますが、4から7については封筒版のねんきん定期便にしか記載がされていない内容になります。
節目の年の人は、公的年金について考え、年金がいくらもらえるかをもとに老後のお金の計画を立てる必要があるので、公的年金に関するより詳細な内容が記載されているようになっています。
年金の加入期間や保険料の納付額など基本的な公的年金の加入記録についてははがきのねんきん定期便と同じく記載されています。毎年ねんきん定期便を確認している人にとっては目新しい情報ではないと思います。
節目の年にだけ記載されているのは国民年金、厚生年金の全加入期間の記録ですので、自分の認識と違いがないか確認するようにしたいですね。
会社員の人は在職中ずっと厚生年金に加入していますので、転職したり無職だった期間がある人はその期間に加入漏れがないか確認しましょう。
自営業の人は国民年金保険料の払い漏れがないかを確認したいですね。
節目の年でない人が公的年金の詳細な加入記録を確認する方法
なお、節目の年以外の人が上述した年金の加入記録を確認する方法もあります。
日本年金機構では公的年金の加入記録をインターネット上で確認できる「ねんきんネット」というサービスを提供しています。
ねんきんネットで参照できる内容や利用方法は別の記事で紹介していますので、節目の年でなくても年金の加入状況を確認したいという方はぜひ参考にしてください。
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