30代の人におすすめの個人年金保険と保険の加入率
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個人年金保険をはじめとした老後のお金の準備は、早く始めるほど有利にためることができます。
一方で若いうちはお金がなかったり他にお金が必要だったりで、20代から老後のお金の準備をしている人は少なく、30代頃から老後の準備を始める人が増え始めます。
そんな30代で個人年金保険を準備する人のために、本記事では30代から始める個人年金保険について考えていきたいと思います。
早くから個人年金保険に加入するメリット
- 保険料が安くなる
- 受け取る年金額が多くなる
個人年金保険は早くから加入をすることで効率的にお金を貯めることができ、保険料が安くなり受け取ることのできる年金額が多くなるというメリットがあります。
個人年金保険は加入者から集めた保険料で運用をして、お金を増やすことで将来の年金の原資としています。運用の予定利率は決まっていますので、運用期間が長くなることで運用による利益が大きくなります。
個人年金保険の保険料の考え方は保険料を中心とした保険料建てと、受け取ることのできる年金額を中心にした年金建てがあります。保険料をいくら払うかを先に決めるのが保険料建てで、受け取りたい年金額を先に決めてその年金をもとに必要な保険料を決めるのが年金建てです。
運用の利益が大きくなるということは、保険料建ての場合受け取ることのできる年金額が増え、年金建ての場合には保険料が安くなります。
月払いでコツコツためていく
- 30代から月払い個人年金保険に加入してコツコツためる
個人年金保険には必要な保険料を積み立てていく分割払いと、必要な保険料を一括で支払う一時払いの保険があります。
戻り率を考えると一時払い個人年金保険の方がお得ですが、まとまったお金が必要になるので30代で支払うことができる人は少ないでしょう。
そのため、まとまったお金がないという人は分割払いの月払いなどで、コツコツためていく感覚で個人年金保険に加入すると良いでしょう。
一時払い保険よりも戻り率が低くなるとはいえ、40代50代から月払いで始めるよりは戻り率が高くなり、月々の積立額も少なくてすみますので、まとまったお金がない人でも早くから始めておいた方がお得になります。
30代の個人年金保険の加入率
- 30歳代の個人年金保険の加入率は17.6%
30歳代の個人年金保険の加入率は17.6%(平成25年度)になっています。
5人に1人も加入していないことになりますので、数字を見ると少なく感じますが、20代の加入率は8.4%となっていますので、20代から見ると倍以上の人が30代で個人年金保険に加入していることになります。
40代の加入率は24.3%になりますので、徐々に老後のお金のことを考え始め早い人が30代で個人年金保険に加入をしているという状況が見て取れます。
老後のお金は早く準備するほど有利になりますので、30代のややお金に余裕のある時期に準備を始めることで、年金を受け取る60代以降だけでなく、子供の教育費などの負担が重くなる40代50代の保険料負担を楽にすることもできます。
老後のお金の準備のコツは税制優遇を活用しつつ、なるべく早く準備を始めることです。
少しずつでもコツコツと年金の準備を始めることで、後で大きな差になって表れることになります。
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