個人年金保険は契約前に必ずしくみとリスクを理解する

公開日:2014年12月3日

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個人年金保険はよくわからず契約をすると、自分にあっていない商品を選んでしまうことにもなりますので、しくみやリスクをきちんと把握しておく必要があります。

日本では保険会社の営業マンのおすすめにそのまま加入している人も多いですが、保険会社には売りたい商品があり、保険会社の営業マンにはノルマがあるので、時にお客さんに最も適した保険商品をおすすめしない場合もあります。

すべての保険会社や営業マンがそうというわけではありませんが、そのような可能性があることを考え、自分でその保険が良いのかをある程度判断できるようになっておく必要があります。

保険や年金という言葉が入っていると難しく感じる人が多いですが、基本的なしくみ自体はそれほど難しいものではありませんので、個人年金保険を選ぶ上で知っておきたいしくみやリスクについて見ていきましょう。


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個人年金保険のしくみ

当サイトでは複数の記事で個人年金保険の特徴やメリット、デメリットについて紹介しています。

個人年金保険は商品の比較の前に、個人年金保険全般のしくみやメリット、デメリットを理解しておく必要があります。

その上で、老後のお金の準備方法として自分にあっているかどうかを判断するようにしましょう。税制優遇のメリットや元本割れのデメリットを押さえておいて他の年金商品と比較するのも良いですね。

自営業の人の中には公的年金には頼らず、老後のお金はすべて個人年金で準備するという人もいるようですが、個人年金はあくまで公的年金の上乗せで、同じお金を出すなら公的年金の保険料をきちんと支払った方が絶対にお得になっています。

個人年金の役割や特徴を理解していれば、そのような間違った行動をとって損をするということも防ぐことができますので、ぜひチェックしておきましょう。


個人年金保険のリスク

個人年金保険は金融商品の一部ですので、一定のリスクが存在します。

リスクと言うと、すべてが悪いことのように感じますが、広い意味でリスクやデメリットのない万能な金融商品はありませんので、どこにリスクがあり、そのリスクを自分が許容できるのかを判断します。

個人年金保険のリスクは、契約時に確認するパンフレットや契約のしおり、注意喚起事項、重要事項説明書などで確認することができます。

  • パンフレット:個人年金保険のしくみや料金プランが記載
  • 契約のしおり:約款や必要な手続きが記載
  • 注意喚起事項:契約をする上で注意が必要なことが記載
  • 重要事項説明書:契約をする上で特に重要なことが記載

元本割れのリスクがあり、保険というより投資商品といえる変額個人年金や外貨建て個人年金保険などはきちんと商品性やリスクを理解して、他の投資商品とも比較をする必要があります。

よくわからなければ契約をしないと考えていた方が良いでしょう。


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