個人年金保険の男女別・年代別の加入率と傾向

公開日:2014年11月12日

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個人年金保険は公的年金だけでは苦しい老後の年金を上乗せすることのできる、今話題の自分年金の一つです。

加入するかどうかは、個人年金保険の特徴やメリット・デメリットを理解して決めるのが本質的ではありますが、実際ほかの人が個人年金にどれくらい加入しているのかが気になる人も多いと思います。

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個人年金保険の加入率

民間の保険会社、郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている個人年金保険の加入率は20%程度で、ここ数年は大きな変化は見られません。

■個人年金保険の加入率

全体 男性 女性
平成25年 20.6% 19.1% 21.9%
平成22年 20.3% 19.0% 21.4%
平成19年 21.0% 21.6% 20.6%
平成16年 17.3% 17.1% 17.4%
平成13年 22.5% 19.8% 24.8%
平成10年 23.8% 21.9% 25.5%
平成8年 25.4% 21.5% 28.7%
平成5年 17.5% 16.6% 18.3%
平成3年 11.1% 9.8% 12.3%
平成2年 10.3% 9.4% 11.2%

出典:生命保険文化センター

男性と女性を比較すると若干女性の方が加入率が高くなっています。

女性は結婚や出産をして一度仕事をやめてしまうことが多く、その後非正規などで働いても公的年金は薄くなる傾向があるので、その分を個人年金保険で補おうという人が多くなっているのでしょう。

全体の人の中の5人に1人が加入しているのが個人年金保険といえます。


年代別の個人年金保険加入率

年代別の個人年金保険加入率は以下のようになっています。

■年代別の個人年金保険加入率

年代 加入率
20歳以下 0.0%
20歳代 8.4%
30歳代 17.6%
40歳代 24.3%
50歳代 28.4%
60歳代 19.6%

出典:生命保険文化センター

年代別に見ると、当然ながら年齢が上になるにつれて加入率は上がっていきます。全体の加入率である20%を超えるのは40代と50代で、20代の加入率は10%を下回っています。

30代になるとぐんと加入率が上がりますので、30を過ぎたころから結婚や子供ができて将来のお金の計画を立てる人が多いことがうかがえます。

40代、50代になると加入率は25%程度になりますので、4人に1人は個人年金保険に加入していることになりますね。

個人年金保険は公的年金と違って任意で加入する保険で、公的年金に上積みをしたり、公的年金をもらえるまでの間の収入の保障のためのものです。

個人年金保険に加入する人は、公的年金や国民年基金など他の任意の保険に加入している人が多くなるので、現役時代の収入的にも割と余裕のある人が多いです。

とはいえ収入に余裕のない人でも、個人年金保険には税制優遇があり、貯金をしたり資産運用を自分でしたりするよりは有利になる場合が多いので検討する価値は十分にあります。


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