保険料払込免除特則・特約の対象と適用条件

公開日:2014年12月19日

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保険料払込免除特則とは

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保険料払込免除特則とは、高度障害になるなど一定の条件を満たすと、その後の保険料の払込を免除することができるものです。

医療保険や生命保険では契約以降に一定の高度障害、三大疾病になった場合に保険料が免除されます。

個人年金保険は保険料を払い込む期間は現役時代ですので、病気になったり高度障害のリスクに備えようという考えの人は少なくイメージはあまりないですが、個人年金保険にも保険料払込免除特則がついているのが一般的です。


保険料払込免除特則が適用される条件

  • 保険料が分割払いの保険に契約
  • 被保険者が高度障害になった場合
  • 不慮の事故により被保険者が身体障害になった場合
  • 被保険者が三大疾病や要介護状態になった場合

保険料の払込が免除される条件は契約後に被保険者が高度障害になった場合以外に、契約後に不慮の事故にあって身体に障害を負った場合や三大疾病、要介護状態になった場合も保険料が免除されます。

また保険料の支払いが免除されるのは高度障害などになった後なので、一時払いの個人年金保険の場合は対象とならず、月払い年払いなどの分割払いの個人年金保険が免除の対象となります。

保険会社によって細かな条件は異なりますので、実際に個人年金に加入する際には条件を確認する必要があります。

なお、保険料の払込免除は勝手に受けられるわけではなく、免除を受けるには申請が必要です。免除の申請は原則契約者本人がする必要がありますが、高度障害となって自身で申請するのが難しい場合は代理人申請特約に加入していると代理人申請が可能になっています。

保険会社によっては保険料払込免除特則は、「特則」となっていますので、特に付帯をしなくても一定の条件を満たすと保険料払込免除の申請をすることができます。

一部の保険会社では保険料払込免除を「特約」として付帯させるものもあります。「特約」と「特則」の違いは特約は任意で付帯するのに対して、特則は保険に契約すると自動的についているものです。

保険料払込免除が特約となっている場合は付帯させる必要がありますので、保険料払込免除が特則か特約かを保険契約時に確認をして特約の場合は付帯させることを検討しましょう。特約となっていても保険料は無料の保険会社がほとんどです。


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