50代の人の平均貯金額と貯金をすることができる時期

公開日:2015年2月18日

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多くの人が60歳で定年となりますので、50代は老後に向けたお金を貯めるラストチャンスといえます。

50代は子供の年齢によってはまだ教育費の負担が重い人もいますが、一般的には子供が独立して給料も高い状態なので貯金をしやすいと言われています。

そんな50代の人はどれくらいの貯金をしているのか、ここでは50代の人の平均貯金額を見ていきたいと思います。


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50代の人の平均貯金額

金融広報中央委員会が調査した2人以上世帯の50代の人の平均貯金額と貯金額の中央値は以下のようになっています。

■50代の人の平均貯金額

  • 平均貯蓄金額:2,020万円
  • 貯金の中央値:1,050万円

50代の人の平均貯金額は2,020万円となっています。

40代の人の平均貯金額が1,089万円ですので、40代から50代にかけて約1,000万円貯金が増えています。30代から40代にかけては平均貯金額が200万円程度しか増えていなかったことを考えると、40代から50代で大きく貯金を増やしていることがわかります。

上述した通り50代は収入も増えて、子供も大学に入学して教育費負担が減っているので貯金がしやすい時期ですので、多くの人が貯金を殖やしやすくなっています。

中央値も1,050万円となっており、40代の560万円から比べるとほぼ倍増しています。

この結果を見ると50代であれば1,000万円は貯金をしていないと貯金が少ない人ということになりますね。


50代は最後の貯金のタイミング

仮に40代後半で貯金がない人も、年間100万円を貯めることができれば60歳を迎える頃には1,000万円を貯めることができます。

1,000万円と言うと途方もない金額に感じますが、毎年、毎月に直すと割と現実的な金額になりますので、期間が短くてもなるべく計画的に考えて貯金をしていきましょう。

最近では60歳を超えても働き続ける人が多いので、65歳、70歳に向けて必要な金額を逆算して計画的に貯金をしていくというのも良いでしょう。

それでも50代が最も貯めやすい時期であることには違いないので、50代は貯金ができる最後のチャンスととらえて、計画的に貯金をしていくとゆとりのある老後を迎えることができますね。


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