試用期間中の新入社員が年金を増やす方法と厚生年金に加入しているかの確認

公開日:2015年2月25日

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年金は働き方によってもらえる年金が変わってきますので、現役時代にどのように働くかを考えることは重要です。

また同じ働き方であっても年金を増やすためにできることがあるので、少しでも年金を多くもらえる方法を知っておきたいですね。

当サイトでは様々な職業、働き方別に年金を増やす方法を紹介しています。ここでは試用期間中の新入社員が年金を増やす方法を紹介したいと思います。


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試用期間中の新入社員が年金を増やす方法

  • 雇用契約書や給与明細を見てきちんと厚生年金に加入しているかを確認する

会社に正社員として就職する場合、会社によってはその人の適正や能力、やる気などを確認するための「試用期間」というものが存在します。3か月とか6か月であることが多く、その期間を働いて問題がなければ正社員になるという流れになっています。

試用期間中の新入社員は「正社員」ではないので、厚生年金や会社の健康保険にも加入していないと考える人がいますがそうではありません。

日本の社会保険制度では正社員の4分の3以上の労働時間の従業員は厚生年金や会社の健康保険などの社会保険に加入させないといけない決まりになっています。

パートタイマーやフリーターでも同じですので、試用期間中の新入社員であっても正社員と同じ時間を働いているのであれば厚生年金に加入することができます。

中にはブラックな会社だと試用期間中は国民年金に加入するように指示をするところもあるようですが、それは違法です。

素直に従ってしまうと年金上は損をすることになりますし、何より違法ですのでその場合はきちんと雇用契約を確認した上でしかるべき場所に相談し対応をするようにしましょう。

新入社員だと何かと波風を立てない方が今後のためだと考える人もいるかもしれませんが、試用期間中に社会保険にさえ加入させてくれない会社は今後も同じように従業員に対して厳しい措置を取っている可能性が多くあります。

会社を見極める良い機会と捉えて、きちんと厚生年金に加入できるのか確認した方が良いでしょう。


厚生年金の加入手続き有無の確認は雇用契約書と給与明細でする

■厚生年金に加入しているか調べる方法

  • 雇用契約書
  • 給与明細

厚生年金にきちんと加入していないのではないかと疑わしいときには、雇用契約書と給与明細を確認するようにしましょう。

雇用契約書を交わしていると、雇用契約書の中に「加入保険」という欄があります。加入保険の項目の中の厚生年金にチェックが入っていれば厚生年金に加入する契約になっていることになります。

また実際に加入しているかどうかは給与明細を確認することでチェックすることができます。

給与明細の中の「厚生年金保険料控除額」が記載されていれば、給与から天引きされて厚生年金の保険料が支払われているということになりますので安心できます。

試用期間中は短い期間であり、仕事を覚える忙しい期間でもあるので、年金まで頭が回らない人も多いと思います。

それでも国民年金に加入するか厚生年金に加入するかでは将来に大きな違いとなりますし、万が一けがや障害、死亡したときに障害年金や遺族年金がもらえるかどうかにも関係してきますので、必ず確認して厚生年金に加入するのが賢明といえます。


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