会社員として働く妻がいるサラリーマンが年金を増やす方法
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日本の公的年金は働き方によってもらえる年金は大きく変わり、働き方ごとに年金を増やす方法もそれぞれあります。
当サイトでは色々な働き方の人がどうすれば年金を増やすことができるかを紹介しています。ここでは会社員として働く妻を持つ会社員の人が年金を増やす方法を紹介します。
会社員として働く妻がいるサラリーマンが年金を増やす方法
- 妻の会社員期間を加給年金がもらえる年金加入期間に調整する
共働きをしている家庭は多いので、会社員として働く妻がいる人も多いと思います。
厚生年金の加入期間はなるべく長くした方が良いというのが年金の基本的な考え方ですが、一部例外として厚生年金の加入期間を抑えた方が良い場合もあります。
少しレアなケースですが、夫の方が妻より年上でかつ妻が定年まで働き続けても厚生年金の加入期間が20年ちょっとにしかならないケースの場合、厚生年金の加入期間を抑えた方が年金が増える可能性があります。
年下の妻がいて、妻が今会社員でも子育ての期間などがあって専業主婦の期間があったりした人がこれに当てはまるといえますね。
ポイントになるのは加給年金です。
加給年金とは年金受給者が年金受給をしながら扶養する家族がいる場合、年金の上乗せがされるという厚生年金の上乗せ制度で222,400円が加算されます。
加給年金を受け取るには妻が夫に生計を維持されていないこと、妻の厚生年金加入期間が20年以下であること、妻が障害年金を受給していないことが条件です。
■加給年金の受給要件
- 妻が夫に生計を維持されていない
- 妻の厚生年金加入期間が20年以下である
- 妻が障害年金を受給していない
そのため妻の厚生年金加入期間が20年を超えてしまうと加給年金を受け取ることができません。
厚生年金加入期間が20年を超えて働いた時と19年11か月ぎりぎりで退職をして加給年金を受け取る場合とどちらが得なのかを比較して、加給年金を受け取った方がお得な場合は20年を超えないように働くことで年金を増やすことができます。
加給年金は妻が65歳になるまで受け取ることができるので、夫との年の差分の年数だけ受け取ることができます。この加給年金と比較をしてどちらがお得なのかを考えて、お得な方の働き方をしていきたいですね。
結構ややこしいのでねんきんネットで妻の加入期間や年金額などを確認した上で、微妙なケースの場合は年金事務所に相談にいっても良いかもしれませんね。
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