投資信託・ETFで老後のお金を増やす方法と注意点

公開日:2015年1月30日

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株や債券をプロが運用した有価証券に投資することができる投資信託は、手軽に投資をすることができ、個別に何を買えば良いかわからない人に向いた商品です。

値下がりのリスクがあり元本保証もされていない商品ですが、いろいろな種類のファンドがあるので自分にあった商品を選択することができますので、老後の資産運用の選択肢の一つとなります。

確定拠出年金(401k)で運用をする場合のメイン運用商品でもあります。


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投資信託で運用をする特徴、メリット

■投資信託の特徴

  • 運用のプロによって運用がされている
  • 組み入れ資産によって様々な特徴がある
  • 分散投資がされている
  • 株のように取引できる上場投資信託(ETF)もある

上述した通り、投資信託は投資のプロによって株式や債券等で運用がされている商品です。実際に運用を行う銘柄は運用会社が選ぶので、自分で個別銘柄の選定をせずにすみます。

組み入れ資産によって非常にたくさんの種類の投資信託があるので、「新興株式市場ファンド」「外債ファンド」など主に組み入れられている資産の内容によって特徴があり、自分が投資したいジャンルの商品に投資することも可能です。

また運用の方針によって市場と同じ値動きを目指す「パッシブ運用」の投資信託と市場を上回るパフォーマンスを目指す「アクティブ運用」の投資信託があります。

投資信託は多くの投資家からお金を集めて色々な資産に投資をしているので、個人ではできない分散投資ができる点も大きな特徴です。

例えば日経平均株価に連動して投資をしたい場合、個別銘柄で投資をするには日経平均に組み入れられている株式すべてに投資をする必要があり、多くの資金を必要とします。投資信託は多額の資金で運用されているので投資が可能ですし、個人投資家は小口に分けられた投資信託を購入することで、小さな金額で同じ投資効果を得ることができます。

また一般的な投資信託は証券会社が引き受け販売をしており、1日に一度決まる「基準価格」によって取引がされていますが、株と同じく上場をして取引所で売買ができる上場投資信託(ETF)もあります。

ETFは一般的な投資信託よりも信託報酬が安いので低コストで取引ができ、需給によって価格が変動するのでその時々の取引価格で売買をすることが可能です。また指値注文など株式と同様の注文方法を利用して取引が可能です。


投資信託、ETFで運用をする際の注意点

■投資信託、ETFで運用をする際の注意点

  • 元本が保証されていない
  • 個別銘柄に投資をするよりもコストが高い

投資信託は元本が保証されていない商品ですので、値下がりにより損失が発生し元本を下回る可能性があるという注意点があります。

組み入れ資産に株を入れて運用をしている場合、株式の値動きによって投資信託の価格変動しますので、価格変動リスクが組み入れ資産に応じてあることになります。

また個別銘柄と比較すると投資コストが高くなる点も注意が必要です。

投資信託のコストは売買時にかかる「売買手数料」、保有期間に応じてかかる「信託報酬」、売却時に徴収される「信託財産留保額」があります。

株式は売買手数料のみですので投資信託は個別銘柄を取引する場合に比べると、取引コスト・保有コストが高くなります。ETFは投資信託よりも安いとはいえ信託報酬がかかることになりますのでそれでも個別銘柄を購入する方がコストは安いです。

上述したようにプロが運用をする、分散投資をすることができるというメリットがありますが、プロが運用することによるコストがかかっているという理解をする必要があります。


リスクを考慮しつつ運用先の一つとして検討する

注意点はありますが小口で投資可能で、様々な商品があり多様な投資も可能にする投資信託は魅力的ですので、老後の資産運用の運用先の一つとして検討されるのも良いと思います。

ネット証券最大手のSBI証券では1,000種類以上の投資信託に投資することが可能で、取引手数料も安いので投資信託での運用を検討されている方はネット証券の口座開設をしておくと便利です。


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