確定拠出年金(401k)の元本保証型の商品
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確定拠出年金(401k)の運用では、自分で運用する商品を選ぶことになりますが、リスクを取りたくない人は元本保証型の商品を選択することが多くなります。
401kにおける元本保証型の商品にはどのような商品があるのか、また元本保証型の商品に投資をする際の注意点を見ていきたいと思います。
元本保証型の商品の特徴
- 元本保証型の商品は投資した金額が下回ることのない、元本が保証されている商品
元本保証型の商品とは、投資をする際に出した最初のお金(投資元本)を下回ることのない商品の総称です。どのようなリターンがあるのかは商品によって異なりますが、あらかじめ利率、利益が決まっている商品が多くなっています。
ただし、元本が保証されているのは満期まで運用をした時で、個人年金のように中途解約をすると解約返戻金が投資元本を下回ることがある商品もありますので注意が必要です。
元本保証型の商品は銀行預金や定額個人年金などがあります。
利回りは定期預金であれば期間によって0.1%から0.5%程度、保険商品であれば1%程度の利回りの商品が多くなっていますが、金融機関や金利情勢によっても異なります。
元本保証型の商品は安全に資産運用をしたい人向けの商品といえます。また積極的に運用をする人でも分散投資の観点からハイリターンの商品と一緒に一部の資金を元本保証型の商品に振り向けるという活用方法もあります。
確定拠出年金(401k)の元本保証型の商品
- 定期預金
- 積立保険
401kで選択することのできる商品は運営管理機関によって異なりますが、主に定期預金や積立保険があります。元本保証型の商品で運用したいという人は、これらの商品を中心に選択していくと良いでしょう。
401kに加入している人が実際に運用をしている商品は、これらの元本保証型の商品がほとんどとなっています。これは多くの人がリスクを嫌がって安全な商品で運用しているという意味もありますが、運用をあまりしていないからという側面もあると思われます。
一般的にリスクの高い商品であっても、短期の収益のブレはありますが、長期で運用をすることで収益は期待リターン近辺で安定することが多くなります。そのため長期運用が前提の401kではある程度リスクの高い商品も組み入れて運用することで高いリターンを期待することができます。
老後のお金は絶対になくしてはいけないお金ですので、安全資産で運用をするのが基本ですが、収益性を求める場合は期待リターンの大きな商品を長期運用で組み込むというのも有効になりますので、元本保証だけでなく他の商品も検討されると良いですね。
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