お金はあるのに老後にお金を使えなくなる理由と後悔しない老後生活

公開日:2014年10月6日

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必要な分の老後のお金を貯めていても、老後の生活を続けていく中で、何となくお金を使えなくなってしまう人がいます。

本記事では、老後にお金を使えなくなってしまう人の理由について見ていきたいと思います。


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お金はあるのに老後にお金を使えなくなる理由

老後のためにお金を貯めたのに、いざ老後の生活を迎えるとお金が使えなくなる理由はいくつかあります。

■お金はあるのに老後にお金を使えなくなる理由

  • 貯金を切り崩すのが精神的につらい
  • 子供に少しでも多く残したい

一つは貯金を切り崩すのが精神的につらくなるためです。

現役世代は給料などの収入があって、その範囲内で生活をしています。そのため基本的には収入以上にお金を使って貯金を減らすということはありません。

逆に貯金を切り崩しながら生活をしたことのある人は、長く同じ生活を続けていくことができないということで、とても不安な気持ちになります。

老後の生活におけるメインの収入は公的年金という人がほとんどですが、老後の生活費は公的年金だけでは足りないので貯金を切り崩すことになります。

豪華な外食をしたり頻繁に旅行などに行くと、さらに貯金を減らすことになるので、減っていく貯金を見ると気持ちが滅入ります。

減っていく貯金を見たくないと思うと、お金を使うこと自体がおっくうになり、無駄な支出を抑えて生活費を減らし、どんどんお金を使わなくなってしまいます。

お金を使わなくなる理由は、子供や家族に少しでも多くのお金を残したいという理由もあります。

老後の生活が進むにつれて、自分の死やその後のことを考えるようになりますが、お金のことでは子供や家族にいくら残すことになるか考えるようになります。

相続で残すことのできるお金は、自分が最後に持っているお金ですので、お金を使わなければその分次の世代に多くの金額を残すことができます。

「子供に多くの金額を残したい」と考えはじめると、お金を使わないようにするしかなく、どんどんお金を使わなくなってしまいます。


豊かな老後を送ることも人生の目標

このようにいくつかの理由で老後のためにためたお金を使わなくなってしまう人がいます。

お金が減らないのであれば良いことではないかと思う人もいるかもしれませんが、それで充実した生活ができなくなってしまっては不幸なことだといえます。

老後の生活の価値観は人それぞれですので、充実した生活をしていると感じることができるのであればそれでも良いと思いますが、全然お金を使わない結果つまらない老後の生活になってしまっては元も子もありません。

老後の生活の目的は、自分のやりたいことや目的の実現のためにあり、老後の生活設計時に描いた夢を実現させるためにあるといえます。

豊かで充実した老後の生活を送ることが一番だと思いますので、お金を使うのがいやになった時には、もともとの自分の多い描いた老後の生活を思い出し、その生活を実現することを意識するようにしましょう。

お金は天国に持っていくことはできませんので、老後のお金は使い切るんだという覚悟でいると、充実した老後を過ごすことができます。

子供にお金を残すことも重要ですが、その場合は残したいお金を明確に決めて、その金額を残して他のお金を使い切るという考え方をすると、豊かな老後を送りながら次の世代にお金を残すことができます。

人生は一度きりですので、あの時もっとこうしていれば良かったと思わないよう、素敵なセカンドライフをエンジョイしましょう。


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