職業や会社の規模による年収の違い

公開日:2015年2月17日

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

会社員の人は入る会社や職業によって収入が大きく変わります。

職業についてから、会社に入ってから努力して出世をすることも重要ですが、同じ努力でも収入が上がる金額は変わってきますし、会社によっては収入に上限もあります。

職業はお金だけで選ぶわけではありませんが、多くの人にとってお金は働くことの大きな目的の一つです。給料が違うことを知った上で就職するのと知らずに就職するのでは全然違うと思いますので、職業による給料の違いを見ていきましょう。


[スポンサーリンク]

職業別の収入の違い

厚生労働省の調査を参考にすると、主な職業を平均年収の多い順に並べると以下のようになります。

  1. 弁護士  :1,189万円
  2. パイロット:1,160万円
  3. 大学教授 :1,077万円
  4. 医師   :1,072万円
  5. 記者   :846万円
  6. 大学准教授:834万円
  7. 公認会計士:817万円
  8. 税理士:817万円
  9. 警察官:813万円
  10. 高校教師:776万円
  11. 中学、小学校教師:742万円
  12. 大学講師:724万円
  13. 消防士:717万円
  14. 海上保安官:688万円
  15. 一級建築士:677万円
  16. 歯科医師:621万円
  17. 電車運転士:611万円
  18. SE:598万円
  19. 不動産鑑定士:566万円
  20. 獣医:554万円
  21. 薬剤師:533万円
  22. 診療放射線技師:530万円
  23. 社会保険労務士:530万円
  24. キャビンアテンダント:525万円

あくまで統計上の結果なので、実際にその職業についたら上記の年収が保証されているというわけではありませんが、各職業の年収の水準はわかると思います。

資格取得による年収への影響の記事でも紹介していますが、医者や弁護士など専門資格を持った職業はやはり高年収となっています。

高い身体能力と長い研修期間が必要になるパイロットも高収入と言われていますが、イメージ通りの高給取りという結果になりましたね。

社会保険労務士などの難しい資格が必要な職業や、キャビンアテンダントなどの人気の職業でも年収が飛びぬけて高いわけではないことがわかります。

それでも民間の年収の平均は408万円となっていますので、民間全体よりこれらの職業の年収は高いことがわかります。


就職する会社の規模によっても年収は変わる

職業によっても年収は大きく変わりますが、上述した特殊な職業だけでなく一般的な事業会社に勤めるサラリーマンは就職する会社によって大きく年収が変わります。

影響があるのは会社の規模や業種です。一般的に高級と言われているのは金融、商社、コンサルなどでこれらの業種は一般的なサラリーマンの年収平均を上回ります。逆にや飲食業やサービス業などは年収が低いと言われています。

会社の規模によっても年収は変わり、一般的にトヨタやソニーなどの大企業の方が中小企業よりも年収は高くなっています。

大企業と中小企業の年収の差は若い時には大きくはありませんが、年や職位が上がっていくほどその差は大きくなっていきます。

■大企業と中小企業の等級別の平均年収と差額

等級 1,000人以上の大企業 100人以下の小企業 年収の差
部長級 822万円 596.4万円 225.6万円
課長級 622.8万円 456万円 166.8万円
係長級 483.6万円 369.6万円 114.0万円
一般(初任給) 262.8万円 241.2万円 21.6万円

新卒の時に大企業に入った人と中小企業に入った人の年収の差はわずかですが、安心していると10年後、20年後には年収に大きな差がつき、生涯収入も全然違うものになります。

途中で中小企業から大企業へ転職をするのも良いですが、中小企業から大企業への転職は難しいですし、大企業の中には終身雇用、年功序列で新卒で入社した人が出世しやすいということもあるようですので、やはり最初の就職時点で入社する会社を慎重に検討する必要があります。

基本的に転職はするたびに生涯収入が落ちていくことになるので、明確な目標がない限りしないのが賢明といえるでしょう。


自分にあったお金の相談相手を見つける

老後のお金に対する不安を解消するには専門家に相談するのが一番で、特定の金融機関に属さないFPは大切なお金のことを相談する相手にぴったりです。

住んでいる地域や年齢、家族構成から自分にあった相談相手を探すことができるので、簡単に無料相談ができます。

FPを探して無料相談

サブコンテンツ

このページの先頭へ